ブロック要素とインライン要素の違い

ブロック要素とは、文章の軸になる要素になります。
(見出し(<h1>~<h6>)、段落など(<p>))これらは、特にスタイルを指定しない場合、幅を画面いっぱいに取り、前後が改行されブロックを作り出します。
ブロック要素の中にはブロック要素や、インライン要素を含む事が出来ます。

ブロックレベル要素には、以下のものがあります。

<address>、<blockquote>、
<center>、<div>、<dl>、<fieldset>、<form>、<h1>~<h6>、
<hr>、<noframes>、<noscript>、<ol>、<p>、<pre>、<table>、<ul>

ブロックレベル要素の代表として<h1>~<h6>の見出しを続けて書けば、以下のように下へどんどんレイアウトされていきます。

【例1:ブロック要素】


総選挙 1位 指原莉乃

総選挙 2位 渡辺麻友
総選挙 3位 松井珠理奈

h1~h6の見出しの他にも、たくさんのブロック要素があります。
段落を意味する<p>タグや、ボックスを定義する<div>タグ、リストの<ul>、<ol>、<li>タグもブロックレベル要素です。

ブロック要素の特徴

レイアウトを作るときは、大体このブロックレベル要素でレイアウトを使います。
ブロックレベル要素はインライン要素と違って、横幅や高さ、margin や padding の余白も自在に操れるので、レイアウトするのには最適です。

margin – 上下左右指定できる。
padding – 上下左右指定できる。
width(幅) – 指定できる。
height(高さ) – 指定できる。
border – 指定できる。
background – 指定できる。

インライン要素とは?

インライン要素は、主にブロックレベル要素の内容として用いられる要素で、文章の一部として扱われます。
例えば、<p>要素の中の<strong>要素のように、段落のなかの一部を強調するような使い方をする要素です。
一般的なブラウザでは前後に改行が入らず、文章の一部として表示されます。

インライン要素には、以下のものがあります。

<a>、<abbr>、<acronym>、<b>、
<basefont>、<bdo>、<big>、<br>、<cite>、<code>、<dfn>、
<em>、<font>、<i>、<img>、<input>、<kbd>、<label>、<q>、<s>、<samp>、<select>、
<small>、<span>、<strike>、<strong>、<sub>、<sup>、<textarea>、<tt>、<u>、<var>

インライン要素のよく使う代表選手といえば、<a>タグ、<strong>タグなどがあります。
インライン要素は、基本的に 2つ以上続けて書いても横に並んでいきます。

【例1:インライン要素】

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【例2:インライン要素(表示)】

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